大阪メトロの駅で見かける、近未来的なデザインの「顔認証改札」。
設置されてからしばらく経ちますが、皆さんは誰かがそこを通るのを見たことがありますか?
私はほぼ毎日地下鉄を利用していますが、そのゲートが使われているのを一度も見かけたことがなかったんです。
ちょっと不思議じゃないですか?
改札が混み合う時間帯は反対方向からも人がどんどんやって来て、なかなかすんなり通れなかったりする。
そんな時も改札を一つ占領しているその顔認証ゲートは、いつ見ても稼働してない。
どういうシステムかしらと気になったので、ちょっと調べて「顔パス」デビューしてきました。
今回は、その体験をシェアします。

1. 顔認証改札を使うための準備。アプリ登録は意外と簡単!
まず調べて分かったのは、顔認証改札は「交通系ICカード(PiTaPaやICOCAなど)」では利用できないということです。
利用できるのは、専用アプリ「e Metro」で購入したデジタルチケットのみ。
「かなり限定的だな」というのが、私の最初の感想でした。
とはいえ、準備自体はとてもスムーズです。
アプリをダウンロードし、クレジットカードを登録すれば、チケットの購入自体はとても便利で簡単。
顔認証の登録も、アプリのガイドに沿って自撮り(もしくは写真をアップロード)するだけで、あっという間に完了しました。
アプリはずっと以前に一度ダウンロードしてたことがあったのだけど、使い道がないのでアンインストールしてました。
今回再インストールしたところ、名前などのアカウント情報は残ってたので、顔画像とクレカの登録を行いました。
2. 改札でまさかの足止め?購入後に必要な「個別設定」に注意
1DAYパスをアプリで購入し、いざ改札へ。
通れるかしら?
・・アレ?
「ご利用できません」的なメッセージが表示されてしまいました。
とりあえずは、アプリでQRコードを表示して通常の改札から入場することにしました。
調べてみると、 デジタルチケットを購入しただけでは不十分で、チケットの詳細画面から「顔認証利用」を個別にONに設定する必要があったんです。
これから挑戦する方は、必ず事前にチェックを入れておいてくださいね。
e-Metroのアプリでこれから使うチケットを開いて下にスクロールすると、「顔認証改札の利用」というボタンがあるのでそれをクリックすればOK。

上記画像は設定後のものなので「設定済み」と表示されてますが、設定前は「設定する」と表示されます。
設定後は、以下のようにチケットに「顔認証利用中」と表示されます。
これで準備は完了!

3. 気を取り直して再チャレンジ。超スムーズな使いごこち。
一度設定さえ済ませてしまえば、その後は簡単。
空港なんかの自動ゲートみたいなのをイメージしてましたけど、それよりスムーズです。
ICカードと比べても反応は速いです。
改札で立ち止まる必要はなく、普通に歩いて通り抜ければOK。
その反応の速さと、何も手に持たず通り抜ける感覚は、とても快適でした。
この日は休日だったので、昼間も人が多くて改札が混雑してましたが、私はがら空きのゲートからすんなり出入り。
4. 普及への壁。なぜ「便利なはずの顔パス」が使われないのか?
実際に使ってみて感じたのは、システム自体の快適さと、利用条件の「ミスマッチ」です。
まず、観光客の方にとっては、たまにしか乗らない地下鉄のために「アプリをダウンロードして、わざわざクレジットカードを登録する」という手間は、少しハードルが高いですよね。
一方で、日常的に地下鉄を使う層は、PiTaPaなどの便利なICカードを持っています。
現状、顔認証が定期券などに対応していないため、毎日使う人ほどその恩恵に預かれないという、もどかしい状況にです。
理想は、毎日忙しく移動する通勤・通学の定期券こそ、この「手ぶら」が導入されること。
ICカードを携帯してタッチする手間から解放される未来が、もっと身近になればいいなと感じました。
まとめ
大阪メトロの顔認証改札は、一度設定さえクリアしてしまえば、移動がとてもスムーズ。
今はまだ「デジタルチケット限定」という制約がありますが、もう少し身近になるといいですね。
1DAYパスを使う機会はあまりないけれど、今度使うことがあればまた顔認証を使うつもり。
チケットの購入もアプリで済ませられるのはうれしい。
みなさんも機会があれば試してみてくださいね。


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