アンスリウム・クラリネルビウムが不調でした。
水やりを調整しても、土を替えても調子がおかしい。
原因は虫でした。
対策とその後の様子の記録です。
ようやく元気になりました!
症状
冬の間に、葉が黄色くなり大部分落ちてしまいました。
それに関しては、あたたかくなれば回復するかなーと思っていました。
あたたかくなってから、新芽が顔をのぞかせるようになりました。
新芽が育たない
これはおかしい。
と最初に思ったのは、新芽が育たないことでした。
こちらは、クラリネルビウムから新芽が出ている様子。
こんな感じで、芽が出てはすぐにダメになり・・を何度も繰り返しました。
枯れてしまうので、湿度を保つようにしましたが効果がなさそう・・。
↓こちらは別の鉢の大きい株のもの。
こちらも新芽がダメになってしまった
少し大きい方の葉は、何とか成長したけど、形がいびつ。
一見、水不足のようにも思えるので、水やりを増やしました。
それが返って状況を悪化させたのでした。
水やり過ぎのサイン(葉先の黄色い線)が出ちゃいました。
今度は水を控えてみる。
でも、症状がよくなりません。
次は、水はけのいい土に替えて様子を見ていました。
ちなみに根腐れは起こしていませんでした。
他の植物も不調
他の植物も春になり暖かくなってから、急に具合が悪くなったものが増えてきました。
特徴は、葉の色があせて、元気がない感じ。
それまで、元気だったのに、あっという間に葉が枯れてしまったものもあります。
こういった状況ははじめてで、原因が分からずにいました。
こんな虫がいました
そんな時見つけたのがコレ↓
虫!
これで決定的になりました。
これだったかー!
実は、小さい方の鉢で、だめになった葉の辺りを虫がちらちらしているのには気づいていました。
でも、これが原因で葉が育たないとは思っていなかったので、特に対策していませんでした。
他の具合の悪い植物もよく見ると、同じ虫がついていました。
とても小さいです。
虫がついて、葉が元気がなくなり、そこへ水不足かと水をやり過ぎたことで、さらに悪化させてしまったようでした。
ただ、水やり問題は根本原因ではなく、虫の方が一大事だったのです。
対策
まずは、先ほどの画像の虫が大量に発生していたおそろし気な葉っぱは、急いで切り落としました。
すぐにニームオイルを入手しまして、虫退治用のスプレーを準備。
水で薄めて、少し石けんを加えてみました。
石けんを加えたのは、乳化する目的と、石けん自体に虫を駆除する効果があるためです。
私はうちにあったピリカレという石けんを使っています。
純粋な石けんであれば何でもいいかなと思うし、オイルと水だけでも問題ないです。
これを、葉や土の上にもシューシューやりました。
虫の正体
後で分かったのですが、この虫はアザミウマと思われます。
白っぽいのは、幼虫みたいです。
成虫は見つけていませんが、増えているということはどこかにいるか?
大きくてしっかりした葉よりも若くて柔らかい葉が、よりターゲットになっていることが分かってきました。
あの小さな虫にこんなに影響力があるとは・・・
対策後の様子
対策後、3週間ほど経ちました。
毎日チェックしていますが、今のところ虫は再発していません。
(他の植物は、ちょくちょく再発しています)
今回、クラリネルビウムには、よく効いたようです。
新しい芽が複数でてきて、今度は大丈夫そうな感じです。
↑コチラは別の鉢。
駆除後、新しい芽が出て元気に開きました。
↑今はもうすっかり大人サイズ。
まだ他の植物の虫対策中なので、なるべく移ってこないようにせねば。
しかし、原因が分かったので一安心。
それでは、以上です。
ありがとうございました。
また見てねー!
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