うちの中でキャンプチェアを使ってみたら居心地がよく、そこで過ごすことが多くなったので、さらに座り心地のいい椅子をさがしていました。
狭い部屋でもスペースを有効に使えて、ゆったりリラックスできる椅子。
・・・見つかりました。もうずっと座っていたい最高の椅子!レビューします。
選んだ決め手
以前、キャンプ用のチェアをダイニングのちょっとしたスペースに置いてみたところ、居心地がよくてそのまま使いつづけていました。
ただ気になっていたのが、背もたれの高さが足りず頭を預けられないこと。
ハイバックのチェアが欲しいなぁと思っていました。
部屋のスペースの関係上、折り畳みは必須。
アウトドアチェアをいろいろと物色していました。
そこで、ふとニーチェアを見つけたわけです。
キャンプ用じゃなくても折りたたみのしっかりした椅子があるではありませんか。
さっそくお店に行って実際に見てみることにしました。
ソファ以上。とにかく最高な座り心地!
そのビジュアルに惹かれて、とにかく一度現物を見てみようと取扱店に行ってみたのです。
一度座ったら、もう迷う余地はありませんでした。
ハイ、決まり!
とにかく座っていたい~。
そう思う座り心地です。
- 頭が預けられるハイバック
- 座面が低くゆったり座れる
- 手すりが絶妙。邪魔にならない
- あぐらもOK
- 立ち上がりも楽
シンプル・ビューティー
最高の座り心地だけれども、これ以上ないくらいのシンプルな造形。
それも大きな魅力。
天然木のひじ掛けや、つや消しのパイプもうつくしいです。
折りたたんでカンタンに移動できる
サクッと折りたたんで移動できるので、別の部屋でも使えたり掃除のときもとてもラク!
人が来るときなど、折りたたんで片付ければスペースを有効に使うこともできます。
※ ニーチェアエックス 公式サイトより画像をお借りしました。
広くない部屋には最高。
日本製!
私は、ニーチェアの存在をつい最近まで知らなかったのですが
1970年に誕生し、その歴史は50年以上とのこと。
途中で製造元が変わってはいますが、永く愛され続けている椅子なのです。
ということは、生産中止だとか会社なくなった・・とかの心配は少ないかなーと。
これも一つの決め手でした。
そして、細部に至るまで考え抜かれた造り。
シートも国内産の倉敷帆布。
ものすごくしっかりした生地ですが、肌触りをよくするためにわざと起毛加工を施して少し毛羽立たせてあります。(そこまでするんですか!)
通常の帆布とは違い、デニムなんかに使われる綾織のため伸縮性があるので体に沿ってくれます。
ていねいなものづくりに、より愛着がわきます。
一生使える 部品取り寄せ可
生地がダメになったら終わり、とかだと困る。
しかし、交換用シートはネットで取り扱いがあります。
藤栄のオンラインストアだと、シートやパイプ、ネジなどの購入や修理も可能
FUJIEI SROREs
が、実際使うと分かりますけれど、生地はかなり丈夫なので、数年使ったくらいではダメになるってことはなさそう。
シートが汚れてしまったらドライクリーニングもOK。
一生モノっていうか、何世代も使える椅子なのだそうです。
「X(フラット)」「X ロッキング」「X 80」3種 ショップで試して比較
ニーチェア Xは3つのタイプがあります。
ショップには3種とも置いてありました。
選ぶなら「ロッキング」と決めてましたが、せっかくなんで見た目や座り心地などをチェックさせてもらっいました。
それぞれの特徴は こんな感じ。
エックス
ニーチェアエックスシリーズの基本のやつ。
3種の中で、座面が一番低いです。
ロッキング
エックス(フラットタイプ)と比べると少し座面が高いです。
気持ちよく揺らすことができます。
と言っても、動かそうとしなければ勝手に揺れるわけじゃないので、普通に安定して座ることもできます。
深く座って後ろにゆったりもたれて座るのはもちろん、前の方に体重をかければ前傾で座ることもできるので、ちょっとローテーブルを使って食べたり飲んだりもしやすいです。
そして、実際に座ってみて気づいたんですが、立ち上がるときに椅子が自然に前に傾くのですんなり立ち上がりやすいです。
エックス 80
「ニーチェアエックス」と「ニーチェアエックス ロッキング」は、どちらもハイバックで頭を預けられるタイプですが、「ニーチェアエックス 80」は少しタイプが違います。
座面は高めで、背もたれは低く、角度も浅くもう少し前よりに起き上がっています。
ひじ掛けの位置も高めです。
全体的にコンパクトな印象。
そして、背もたれ部分のパイプをくるっと回して折りたたむことで、他の二つよりさらに小さく収納することができます。
ゆったり長時間座るというよりは、立ったり座ったりしやすく、使わない時にはコンパクトに折りたためることを重視した作りのように思います。
カラー展開(私はレンガをチョイス)
カラーは5色。
ホワイト、キャメル、ブルー、レンガ、グレー。
そして、2024年限定モデルでブラウンもありました。
ひじ掛けは、ナチュラルとダークブラウンの2色。
私は、ひじ掛けはナチュラル、本体はレンガをチョイス。
最初は、キャメルかなぁと思ってましたが、部屋には木製の同系色の家具が多くてぼんやりしそうだったのでレンガにしました。
結果、正解でした。
部屋も明るく感じるし気に入っています。
床の傷対策について
こちらの記事ですばらしい対策が紹介されていました。
ホースに切れ目を入れてチェアの脚にセットする方法です。
木製の床のおうちの方には、とてもいい方法だと思います。
ちなみにうちはクッションフロアなので擦れて傷がつくということはなさそうです。
が、椅子の重みで凹んだ跡がつきます。
ホースを付けたら、多少重みが分散されるかもと思い試してみました。
変わりはありませんでした。
ですが、ホースは付けたままでも目立たないし、せっかくなのでそのままにしておきます。
ラグを敷く方法も試してみましたが、これも影響はなく、凹み具合は変わりありません。(ラグ生地の跡が床につきます)
ラグは使わないことにしました。
まあ、凹みはダイニングテーブルや椅子でもついてますし、移動させてしばらくすると元に戻るので問題ではないかなと思います。
こんな風に使ってます
スツールをテーブル代わりにしたり、オットマンとして使ってここでのんびりしてます。
飲み物を飲んだり、おやつにしたり、映画を観たり・・
空を眺めながらぼーっとするのもお気に入り。
ゆっくりするときは、ほぼこの椅子に座っています。
理想の椅子にやっと出会えました。
それでは、ありがとうございました。
また見てねー!
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