山椒の実の塩漬けは、ジップロックが簡単
野菜やフルーツなんかの塩漬けや砂糖漬けなど、ジップロックで作ると混ぜるのが簡単。
(食品用のポリ袋でもOK)
全体に早く塩が行き渡るので、頻繁に振ったり混ぜたりする必要もありません。
仕上がりも早くなります。
できあがったら、好きな容器に移して保存するのがおススメ。
山椒もこの方法で漬けていきます!
山椒の実の塩漬けの手順(作り方)
大まかな手順
①山椒の実の枝をはずす
②ゆでる
③水に浸してアク取り
④水分を取って塩を加える(ここでジップロック)
材料
山椒の実(緑色のもの)
塩:山椒の重さの10~12%
作り方
では、順番に手順を紹介します。
①山椒の実についている枝をはずす
ひたすら枝を取ります。
ここがほぼほぼメインです。
まあまあ時間かかります。がんばって!
大きめの枝を外せば、細かい枝は少々残っていても問題ありませんが、見た目をきれいに仕上げたいので頑張ってはずしました。
時間はかかるけど、山椒のいい香りをかぎながら季節のしごとを満喫します。
②ゆでる
枝をはずした山椒の実をかるく水洗いします。
沸騰させたたっぷりめの湯に投入。
7~8分ほどゆでます。
③水に浸してアク取り
指ではさんで潰れる感じになったら、ザルに上げてさっと水で洗います。
ボウルにはった水に浸して、小一時間ほど置いてえぐみを取ります。
えぐみが残っていたら、もうしばらく置いてください。
④水分を取って塩を加える
トレーなどにキッチンペーパーをしいて、水切りした山椒を乗せる。
上からもペーパーでおさえてよく水分を取り除きます。
水分を切っておいた方が保存性がアップします。
実をジップロックに入れ、そこへ塩(10~12%)を加えます。
袋を振って塩を全体に行き渡らせます。
この時点では塩が全部溶けてなくてオーケー。
次第に溶けます。
(一般的なやり方のように瓶に実を入れて、そこへ塩を加えて振るというやり方でももちろん大丈夫)
翌日には塩がすっかり溶けて、実から水分が出ています。
また全体を振って、保存容器へ移します。
すぐに食べられます。
数日間常温に置いてから冷蔵庫へ入れます。
保存容器と塩漬けの使い方など
保存容器
ジップロックのまま保存してもかまわないけど、瓶に移した方が使いやすいと思います。
以前は琺瑯に入れていたんですが、中身が見えないので、つい存在を忘れて使いそびれてしまいます。
中身が見えるガラス容器に入れて保存するのがお気に入りです。
使っているのは、Weck 蓋サイズXS。
MOLD 25ml
STRAIGHT 140ml
塩漬けの使い道
そのままごはんと一緒に
納豆に混ぜて
サラダや和え物に加えて
じゃこと混ぜてごはんのお供に
パスタに加えて
など、なんでもよく合います。
それから、醤油漬けにして、普通の醤油の代わりに使うと、とてもいい香りが楽しめます。
私は、醤油漬けは作り置きにせずに、使いたい時に使いたい分だけ少量作って使います。
醤油に塩漬けの実を入れて少し時間を置いたらOK。
小粒の若い実が辛みが控えめ
私は、辛すぎるのはあまり得意じゃないので、実がつき始めの若くて小さい粒の実を選んで収穫をお願いして送ってもらいました。
小粒の物は刺激がマイルドで、長時間ゆでたり水に漬けたりしなくても、えぐみが抜けやすいように思います。
香りは楽しみたいけど、辛すぎない方がいいという場合は、出始めの時期の小粒のものを使ってみてくださいね。
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