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シュロほうきの魅力と選び方【ぜったいほうき派】

しゅろほうき レビューブログ

掃除機を手放して、最初に手に入れたのがシュロほうき。使い始めて6年以上。
シュロのほうきの使い心地や、どんなものを選ぶのがおすすめかなど改めて書いてみます。

もくじ

シュロとは

シュロというのは、棕櫚(しゅろ)というやし科の植物です。

棕櫚の木の幹を覆う繊維状の皮がほうきに使われています。

棕櫚の繊維はやわらかくてコシがあるのが特徴です。

今は少ないけれど、もとはタワシもシュロのものが主流だったようです。

タワシって硬くて痛そうなイメージですが、それはパームを原料としたもので、シュロ製のものは、体を洗ったりするのにも使えるほどやわらかいものです。

シュロがたくさん栽培されていた和歌山県で、シュロを使ったタワシやほうきの生産がさかんだったようです。

今は、国内産の棕櫚の毛が少なくなり、輸入された原料が主に使われているそうです。

そして、国内のほうき作りの職人さんも減り、国内製造のものも少なくなってしまい、中国産のものが多いようです。

シュロぼうきの特徴

簡潔に言うと、やわらかいということとほこりが舞いにくいということが、他の天然素材のほうきとの違いかなと思います。

油分が多いので、細かいほこりが舞いにくいのと水に強いので、洗うこともできます。(私は洗うほど汚れたことがないので一度も洗ったことはありませんが・・)

ワックス効果もあるとのことですが、うちの床は樹脂のフロアシートなので正直わかりません。

油分が多いといってもほうきの毛を触って油分を感じるとか、べたべたするとかはもちろんありません。

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どれを選ぶか

原料の違いや、国内製造・海外製造、種類や品質もさまざま。

用途や好みなんかによって何がいいのかは違ってくると思います。

ですが、ここでは私が何本かほうきを使い分けてみて、今思うおすすめについて書いてみます。

皮ほうきか鬼毛ほうきか

まずは、ほうきの毛。

大きく分けたら種類は、皮ほうきと鬼毛ほうきの2つ。

まず多く流通しているのが、皮ほうき。

シュロの皮をくるくる巻いて銅線で束ねて、箒の先をほぐしたもの。

こちらは比較的安価で流通しています。

私は使ったことないのですが、最初粉が出るようです。

まあ、ごみと一緒に集めて捨てちゃえばいいような気もしますが。

鬼毛ほうきっていうのは、棕櫚の皮から少量取れる一本一本の繊維が使われているもの。

鬼毛のものは少量生産だけれども、より長く使えるというのが売りみたい。

ですが、私は単純に見た目の好みで鬼毛を選びました。

長柄か手帚(てぼうき)か

私は長柄を選びました。

でも、もしも1本だけほうきを持つとしたら、手帚かな。

片手でさっと使えるから。

長柄は両手で持って掃くので、広い範囲を掃くのにはとてもやりやすいというメリットがあります。

が、ちりとりにごみを取るときは、別の小ぼうきに持ち替えて使うことになります。

なので、私は普段ささっと掃いてしまいたいときは、別の手ぼうきを使うことの方が多いです。

なので、1本だけ持つとなったら、手ぼうきかな。

そして、上の画像のように毛先が斜めにカットしてあるものなら、さらに小回りが利くと思います。

(ただ、今使っている長柄の先端がまっすぐにカットされているほうきもかわいくて愛着あるので手放せません

7玉か9玉か

玉っていうのは、銅線で巻いた繊維の束の数のことです。

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↑7つの束=7玉

私は7玉のものを使っています。

これだと、幅24cm。

9玉になると28cm。

個人的には7玉が使いやすかな。

手ぼうきを選ぶなら、細かい部分にも使いやすそうな5玉という選択もありかも。

私の愛用シュロほうき

私が使っているのは、和歌山県 山本勝之助商店 棕櫚箒 7玉長柄箒

商品情報
ブランド山本勝之助商店
生産地和歌山県
サイズ長さ:約125cm
穂先幅:約24cm
重さ480g

山本勝之助商店のシュロほうきは、すべて紀州の職人さんが手作りされているものです。

(原料のシュロ皮は輸入)

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見た目が大好き。

山本勝之助商店 7玉長柄箒 厚み

横から見たらこんな感じです。

結構分厚いです。

(手入れをしていないので、もしかしてちゃんととかしたりすれば、もうちょっとスマートになるか?)

ボリューミーな分、広い面積を掃くのにはやりやすいです。

逆に言うと隅っこなんかはやりにくいので、先の細い別のほうきを使います。

今は何本かほうきを使い分けてますが、本当は数減らしたいなぁっていう気持ちもあります。

ですが、どれもかわいくて魅力的で手放せません。

もう掃除機にはぜったい戻れません。

現場からは以上です。

また見てねー!

いろんなシュロほうきを見てみるならコチラから

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